千島笹(チシマザサ) 観葉植物 2014年08月08日 千島笹(チシマザサ)はイネ科ササ属の常緑ササ類である。北方領土を含む北海道と本州の東北地方から中国地方にかけての日本海側に分布し、山地に生える。海外では、朝鮮半島、サハリンにも分布する。草丈は40~300センチくらいである。葉は披針形(笹の葉のような形)で、枝先に互い違いに生える(互生)。葉の質は分厚い革質で、裏面も無毛である。花の咲くのは60年に一度と言われ、北海道では1975年に咲いたという。咲くときは群落全体が咲き、花の咲いた後には結実して枯死する。竹と笹の見分け方は、成長後、茎に皮がついたままなのが笹で、皮がないのが竹である。 桿(かん)と呼ばれる茎の根元が曲がるので根曲がり竹(ネマガリダケ)とも呼ばれている。孟宗竹が育たない北海道では、タケノコと言えば千島笹(チシマザサ)なのである。藪を漕いで採るのは容易ではなく、毎年のように遭難者が出て報道を賑わす。橇(かんじき)などの工芸品を作るのにも利用される。属名の Sasa は日本名の「ササ(笹)」からきている。種小名の kurilense は「クリル諸島(千島列島)の」という意味である。写真は6月に北海道の積丹半島で撮った。学名:Sasa kurilensis★うっそうと茂る野生の千島笹 背丈超えると聞いて驚き花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E8%A6%B3%E8%91%89%E6%A4%8D%E7%89%A9/%E5%8D%83%E5%B3%B6%E7%AC%B9%EF%BC%88%E3%83%81%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%82%B5%EF%BC%89" /> -->