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シェフレラ・ピュックレリ



シェフレラ・ピュックレリはウコギ科フカノキ属の常緑小高木である。
原産地はマレーシア、インドである。
日本では鉢植えの観葉植物とされている。
旧学名からきたツピダンサス(Tupidanthus calyptratus)の名で流通している。
また、属は異なるがインド八手(インドヤツデ)という流通名も用いられている。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では保全対策依存(CD)に指定されている。
樹高は6メートルから9メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で艶がある。
小葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は冬から春である。
枝先に散形花序(枝先に1つずつ花がつく)を出し、緑白色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は小さな球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、緑色から黒褐色に熟する。
属名の Schefflera はポーランドの医師「シェフラー(J. C. Scheffler, 1722-1811)さん」の名からきている。
種小名の pueckleri は人名からきているようだが由来ははっきりしない。ドイツにピュックラーの地名があり、ここからきているかもしれない。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Schefflera pueckleri

★ややこしいニックネームに首ひねる
 こんがらかった原因どこに




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