黄花夾竹桃(キバナキョウチクトウ) 秋の花 2010年11月27日 黄花夾竹桃(キバナキョウチクトウ)はキョウチクトウ科キバナキョウチクトウ属(テベティア属)の常緑低木である。原産地は南アメリカである。種小名の peruviana には「ペルーの」という意味がある。日本では沖縄で露地栽培をされている。樹高は1メートルから4メートルくらいである。原産地では10メートルくらいになるという。葉は長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。葉に柄はなく、革質で艶がある。開花時期は4月から11月である。筒状の黄花で先は5つに裂けるが縁が重なったようになり、完全には開ききらない。花にはよい香りがある。花の後にできる実は角張った黄緑色で、やがて黒く熟する。乳白色の樹液には毒が含まれている。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Thevetia peruviana★黄の花は開ききらずに散るけれど 仄かな香りせめての想い今日の花ドットコム花図鑑PR