秋の忘れ草(アキノワスレグサ) 秋の花 2010年11月24日 秋の忘れ草(アキノワスレグサ)はユリ科ワスレグサ属(キスゲ属)の常緑多年草である。本州の近畿地方南部から沖縄にかけて分布する。海外では、台湾、中国にも分布する。別名を常葉萱草(トキワカンゾウ)という。沖縄方言では「クワンソー」という。分類上は、野萱草(ノカンゾウ)の変種とされる。草丈は60センチから80センチくらいである。葉は線形で根際から生える。開花時期は10月から11月である。茎先に花被片6枚の黄橙色をした漏斗状の花をつける。花は一日花である。根茎は薬用とされる。不眠症や食欲不振などに効くという。また、花の蕾や葉、根などは、お浸しや味噌汁などに利用される。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Hemerocallis fulva var. sempervirens(=Hemerocallis sempervirens)★南国に咲く忘れ草めずらしく じっと見つめる違いはどこと今日の花ドットコム花図鑑PR