深山七竈(ミヤマナナカマド) 秋の花 2012年09月26日 深山七竈(ミヤマナナカマド)はバラ科ナナカマド属の落葉低木である。北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山に生える。海外では、朝鮮半島、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。分類上は、高嶺七竈(タカネナナカマド)の変種とされている。樹高は1~2メートルである。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。小葉の数は7~9枚くらいである。小葉の形は披針形で先が尖り、縁にはつけ根までぎざぎざ(鋸歯)がある。葉には艶がある。開花時期は6~7月である。複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い花をつける。花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。花も実も垂れ下がらないのが特徴である。属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。種小名の sambucifolia は「ニワトコ属(Sambucus)のような葉の」という意味である。変種名の pseudogracilis は「細長いような」という意味である。写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。学名:Sorbus sambucifolia var. pseudogracilis★背は低く葉っぱの艶が個性的 深山に合わせ姿を変えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%B7%B1%E5%B1%B1%E4%B8%83%E7%AB%88%EF%BC%88%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%89%EF%BC%89" /> -->