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浜辣韮(ハマラッキョウ)

浜辣韮(ハマラッキョウ)

浜辣韮(ハマラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
発見された時期が新しいようで分布域などはっきりしないが、海浜の草地などに生える。
三浦半島、伊豆半島のほか壱岐諸島などにも分布するようである。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の断面は平たい。
開花時期は10~12月くらいである。
茎先に紅紫色の花を球状にたくさんつける。
花被片は6枚あり、半開状となる。
6本の雄しべと1本の雌しべが花冠から突き出す。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の litorale は「海浜に生える」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Allium litorale


★また一つめずらしい花咲いていた
 師走と言えどここは花園


浜辣韮(ハマラッキョウ)

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