浜辣韮(ハマラッキョウ) 秋の花 2011年10月27日 浜辣韮(ハマラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。分類体系によってはネギ科とされる。発見された時期が新しいようで分布域などはっきりしないが、海浜の草地などに生える。三浦半島、伊豆半島のほか壱岐諸島などにも分布するようである。草丈は30~50センチくらいである。根際から生える葉は線形である。葉の断面は平たい。開花時期は10~12月くらいである。茎先に紅紫色の花を球状にたくさんつける。花被片は6枚あり、半開状となる。6本の雄しべと1本の雌しべが花冠から突き出す。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。種小名の litorale は「海浜に生える」という意味である。写真は12月につくば植物園で撮った。学名:Allium litorale★また一つめずらしい花咲いていた 師走と言えどここは花園花図鑑植物図鑑PR