沖縄菊(オキナワギク) 秋の花 2010年12月06日 沖縄菊(オキナワギク)はキク科シオン属の多年草である。鹿児島県の奄美大島から沖縄県の沖縄本島にかけて分布し、海岸の岩場に生える。環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。草丈は10センチから15センチくらいである。株元から匍匐茎を伸ばして繁殖する。根際から生える葉はロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。葉の形は円形ないし倒卵形で、両面に粗い毛が生える。花茎にもたくさん毛が生える。開花時期は11月から12月くらいである。花径は2センチくらいで、ほのかな香りがする。筒状花は黄色、舌状花は白ないし淡い紫色である。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Aster miyagii★群生をすれど目立たず見過ごして てくてく戻る君はいずこと今日の花ドットコム花図鑑PR