笹蟹百合(ササガニユリ) 四季咲きの花 2010年12月03日 笹蟹百合(ササガニユリ)はヒガンバナ科ヒメノカリス属の多年草である。学名のヒメノカリス・スペキオサで示すものもある。原産地は西インド諸島である。「笹蟹」ないし「細蟹」というのは蜘蛛の古名である。英名はスパイダーリリー(spider lily)である。草丈は50センチから80センチくらいである。根際から生える葉は線形である。開花時期は6月から8月である。暖地では周年開花をする。花の形は特異である。6枚の白い花被片は細長く、蜘蛛の足を思わせる。花のつけ根の部分には膜状の副花冠がある。雄しべの先の黄色い葯がよく目立つ。花はよい香りがする。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Hymenocallis speciosa★浜木綿の仲間と知れば頷ける 笹蟹百合は個性たっぷり今日の花ドットコム花図鑑PR