東京葛(トンキンカズラ) 秋の花 2013年09月05日 東京葛(トンキンカズラ)はガガイモ科ヤライコウ属(テロスマ属)の常緑蔓性低木である。分類の仕方によってはキョウチクトウ科とされる。原産地は中国南部からインドシナ半島、インドにかけてである。「東京」は日本の地名ではなく、ベトナムの北部の地名である。ベトナム戦争のきっかけとなったトンキン湾事件などで知られる。英名はトンキンジャスミン(Tonkin jasmin)である。標準和名は夜来香(ヤライコウ)という。読み方は「イエライシャン」とするものもある。中国南部での呼び名である。蔓の長さは5メートルくらいまで伸びる。葉は心形で、向かい合って生える(対生)。葉の質は薄く、長い柄がある。開花時期は8~10月くらいである。葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い黄緑色をした星形の花をつける。花にはよい香りがあり、特に夜になると強く香る。花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。香水の原料とするほか料理にも用いられる。属名の Telosma はギリシャ語の「tele(遠い)+osme(香り)」からきている。花の香りが遠くまで届くことから名づけられた。種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。写真は9月に京都府立植物園で撮った。学名:Telosma cordata★名を聞いても一度葉の脇じっと見る イエライシャンは目立たない花花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E8%91%9B%EF%BC%88%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9%EF%BC%89" /> -->