嫁菜(ヨメナ) 秋の花 2016年10月15日 訪ね来て嫁菜咲く野のエトランゼ嫁菜(ヨメナ)はキク科シオン属(アスター属)の多年草である。アスター属はユーラシア大陸に180種くらいが分布する(北アメリカに分布する種を除いた場合)。日本にも紫苑(シオン)などが分布し、属名の和名をシオン属という。分類の仕方によってはヨメナ属(カリメリス属)とされるが、現在ではこの分類法はシノニムの扱いである。本種は日本固有種である。本州の中部地方から九州にかけて分布し、草原や畦道などに普通に生える。和名の由来は、婿菜(ムコナ)とも呼ばれる白山菊(シラヤマギク)との対比でつけられたものである。近縁種の関東嫁菜(カントウヨメナ)との対比でつけられた関西嫁菜(カンサイヨメナ)の別名がある。また、萩菜(ハギナ)の別名があり、うはぎの名で万葉集にも詠まれている。草丈は50センチから100センチくらいである。茎は上部で少し枝分かれをする。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の色は濃い緑色で、艶はあまりない。葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は8月から10月くらいである。舌状花は白ないし淡い紫色で、筒状花は黄色である。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。実には冠毛はない。春の若葉は食用となる。俳句では「嫁菜の花」が秋の季語である。花言葉は「隠された美しさ」である。10月11日の誕生花である。属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。種小名のyomena は日本語の「ヨメナ」のことである。写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Aster yomena(syn. Kalimeris yomena)★野の花をここで撮るのも悔しいが 西の花ゆえ機会も乏しく花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%AB%81%E8%8F%9C%EF%BC%88%E3%83%A8%E3%83%A1%E3%83%8A%EF%BC%89" /> -->