唐胡麻(トウゴマ) 秋の花 2012年10月01日 唐胡麻(トウゴマ)はトウダイグサ科トウゴマ属の多年草である。ただし、温帯では一年草として扱われる。原産地は東アフリカである。日本へは古い時代に中国を経由して渡来した。油用植物として利用され、種からとれる蓖麻子油(ひましあぶら)は下剤や印刷インキなどに使われる。ただし種は猛毒でもあるので注意が必要である。草丈は2~3メートルにもなる。茎は中空である。葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。開花時期は8~10月である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花序の上部に雌花、下部に雄花がつく。花の色は黄緑色である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。熟すと緑色から褐色になる。実の色は赤いものもある。別名を蓖麻(ヒマ)という。属名の Ricinus はラテン語の「Ricinus(船ジラミ)」からきている。種子の形が似ているということから名づけられた。種小名の communis は「普通の」という意味である。写真は8月に小石川植物園で撮った。学名:Ricinus communis★どう見てもグロテスクだがそれなりに 役に立つのだ唐胡麻の実は花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%94%90%E8%83%A1%E9%BA%BB%EF%BC%88%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%B4%E3%83%9E%EF%BC%89" /> -->