リビナ・フミリス・アウランティアカ 秋の花 2014年10月03日 数珠珊瑚(ジュズサンゴ:Rivina humilis)はヤマゴボウ科ジュズサンゴ属の常緑多年草である。北アメリカの南部から中南アメリカにかけて分布する。日本でも小笠原諸島、岡山県、宮崎県などで野生化している。リビナ・フミリス・アウランティアカはその変種である。特徴は果実の色が黄色ないしオレンジ色になることである。草丈は50~100センチくらいである。枝は広がって育ち、茎のつけ根が木質化するものもある。葉は卵形ないし幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。基本種とは異なり、葉の表面には毛が生えている。開花時期は6~10月くらいである。葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3ミリくらいの白ないし淡い桃色の花をつける。花には花弁はなく、4枚の萼片が花弁のように見える。花の後にできる実は直径5ミリくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄色ないしオレンジ色に熟する。非公式だが名前をつければ黄実の数珠珊瑚(キミノジュズサンゴ)といったあたりだろうか。属名の Rivina はドイツ人の植物学者「リビヌス(Augustus Quirinus Rivinus, 1652-1723)さん」の名からきている。種小名の humilis は「背が低い」という意味である。変種名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。写真は9月に大阪市大植物園で撮った。学名:Rivina humilis var. aurantiaca★実の色が変われば様子も異なって 見えてくるから不思議なものだ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%AB" /> -->