スパトグロッティス・キンバリアナ 春の花 2014年10月04日 スパトグロッティス・キンバリアナはラン科コウトウシラン属(スパトグロッティス属)の多年草である。スパトグロッティス属はインドからオーストラリアにかけて広い範囲に45種くらいが分布する地生種である。属名の読み方はスパソグロッティスとするものもある。日本にも八重山諸島に紅頭紫蘭(コウトウシラン)が分布するので、属名の和名はコウトウシラン属という。本種の原産地はフィリピンからカリマンタン島で、標高600~1500メートルの森に生える。草丈は50~80センチくらいである。根際から生える葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。開花時期は3~4月だが、日本の温室では秋にも咲くことがあるようである。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径7センチくらいの鮮やかな黄色の花をつける。唇弁は3つに裂けて、不思議な形をしている。花茎はアーチ状にしなる。属名の Spathoglottis はギリシャ語の「spatha(刀)+glossa(舌)」からきている。唇弁の裂片の形から名づけられた。種小名の kimballiana はアメリカ人のラン愛好家「キンバル(W. S. Kimball, late 1800's)さんの」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Spathoglottis kimballiana★鮮やかな黄色の花が目を奪う なるほどこれは南国の色花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8A" /> -->