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ムクナ・ベネッティー

ムクナ・ベネッティー

ムクナ・ベネッティーはマメ科トビカズラ属(ムクナ属)の常緑蔓性木本である。
原産地はニューギニア島である。
蔓は20メートルにも達する。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は卵形で先は尖り、つけ根の部分は円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は10~11月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、40~50もの花を下垂させる。
花の色は朱色や赤、緋色などがあるが、緋色のものがよく栽培されている。
1つ1つの花は蝶形で大きく、オウムの嘴のようである。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
英名はparrot's beak(オウムの嘴)である。
属名の Mucuna は南アメリカの先住民族の言葉からきている。
種小名の bennettii はイギリスの軍医「ベネット(G. Bennett)さんの」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mucuna bennettii


★鮮やかな緋色の花が房になり
 南国ムードたっぷり伝え


ムクナ・ベネッティー

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