忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > > [PR] Home > 秋の花 > 鶴蘭(ツルラン)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鶴蘭(ツルラン)

鶴蘭(ツルラン)

鶴蘭(ツルラン)はラン科エビネ属の多年草である。
九州の南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、草地や林の中に生える。
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インド、オーストラリアなどに分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は40~80センチくらいである。
茎は直立し、微毛が密に生える。
根際から生える葉は長い楕円形で、3~6枚くらいつく。
葉は長さが20~50センチくらいあり、縦に皺がある。
茎につく葉は鱗片状で、茎を抱く。
開花時期は6~10月くらいである。
茎先に白い花を密につける。
唇弁はつけ根の部分で3つに裂け、真ん中の裂片は更に2つに裂けるので、「大」の字に見える。
花冠のつけ根には黄色ないし紅色の突起がある。
萼片3枚と側花弁2枚は平らに開く。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は細く、上へ曲がる。
「鶴」が群れ飛ぶように見えるというのが和名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の triplicata は「3つの副花冠のある」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe triplicata


★大形で鶴飛ぶように豪快に
 花を咲かせばそこは楽園


鶴蘭(ツルラン)

季節の花
花図鑑
植物図鑑






PR
Responses0 Responses
  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL
  • パスワード

楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析