デンドロビウム・スミリアエ 秋の花 2014年10月09日 デンドロビウム・スミリアエはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらいが分布する着生種である。園芸品種もたくさん作出されている。属名の読み方はデンドロビュームとするものもある。日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。本種の原産地はオーストラリア北東部のクイーンズランド州とニューギニア島とである。標高600メートルまで低地の森の樹木や岩に着生する。英名をザ・ボトルブラシ・オーキッド(The Bottlebrush Orchid)という。草丈は40~100センチくらいである。葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)だが、開花時期には落葉する。開花時期は秋から冬で、開花期間は長い。長さ20センチくらいの花茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、ブラシ状にたくさんの花をつける。花径は2センチから3センチで、花の色は黄白色である。唇弁の先は濃い緑色になる。属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。種小名の smilliae はオーストラリア人のラン愛好家「スマイリー(E.J.Smillie, 1800's)さんの」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Dendrobium smilliae★ブラシの木思わすような蘭の花 スマイリーの名もどこか愉快で花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%A8" /> -->