アニスヒソップ 秋の花 2011年10月05日 アニスヒソップ(anise hyssop)アガスタシェはシソ科カワミドリ属の多年草である。原産地は北アメリカ、中央アメリカである。日本原産の蕾香(カワミドリ)と同じ仲間である。葉がセリ科のアニスに似た香りがあるためこう呼ばれている。ヒソップ(hyssop)はヤナギハッカの仲間のことである。学名のアガスタシェ・フォエニクルムで表示するものもある。葉は乾燥させて漢方薬やカレー料理などの香辛料に用いられる。草丈は50~100センチくらいである。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は6~10月である。茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形の花をつける。花の色は薄紫色、ピンク、白などがある。花期が長く、蜜源植物となっている。属名の Agastache はギリシャ語の「aga(強める)+stachys(穂)」からきている。太い穂状の花序をつけることから名づけられた。種小名の foeniculum は「(セリ科)ウイキョウ属」のことである。写真は10月に京都府立植物園で撮った。園芸品種のハニービーホワイト(Honeybee White)である。学名:Agastache foeniculum★蜜蜂を呼び寄せようと香を放つ アガスタシェは柔和な姿花図鑑植物図鑑PR