豆金柑(マメキンカン) 果実・野菜 2011年11月26日 豆金柑(マメキンカン)はミカン科キンカン属の常緑低木である。原産地は中国で、中国南東部や香港、台湾に分布している。金豆(キンズ)や姫金柑(ヒメキンカン)などの別名がある。樹高は1~3メートルくらいである。枝は細くて鋭い棘がある。葉は楕円形ないし披針形で小さく、互い違いに生える(互生)。開花時期は6~7月である。小さな白い花を咲かせる。果実は直径1センチほどの球形で、橙色に熟する。果実の中には大きな種子が入っていて、果肉はほとんどない。食用には向かず、もっぱら観賞用とされる。属名の Fortunella はイギリス人の植物学者「フォーチュン(R. Fortune)さん」の名からきている。種小名の hindsii はイギリス人の植物学者「ハインズ(R. B. Hinds)さんの」という意味である。写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Fortunella hindsii★秋の陽を浴びて黄金に輝いて たわわに実る豆金柑は花図鑑植物図鑑PR