アメリカ楓(アメリカフウ) 紅葉・黄葉 2011年11月25日 アメリカ楓(アメリカフウ)はマンサク科フウ属の落葉高木である。原産地は北アメリカや中央アメリカである。日本へは大正時代に渡来した。街路樹や公園樹とされている。別名を紅葉葉楓(モミジバフウ)という。樹高は15~20メートルくらいである。葉は手のひら状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。葉の形の似たカエデの仲間は、向かい合って生える(対生)。また、近縁種の台湾楓(タイワンフウ)の場合は、葉が3つに裂ける。雌雄同株である。開花時期は4月である。雄花も雌花も花弁はなく目立たない。雄花序は総状につき、雌花序は枝の下のほうから伸びた柄の先につく。実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)がたくさん集まった集合果である。落葉後も残る。秋には紅葉をする。属名の Liquidambar はラテン語の「liquidus(液体)」とアラビア語の「 ambar(琥珀色)」からきている。樹液の様子から名づけられた。種小名の styraciflua は「樹脂を含む」という意味である。写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。学名:Liquidambar styraciflua★紅葉の姿がとてもきれいだよ 高い樹だから花はどうかな花図鑑植物図鑑PR