温州蜜柑(ウンシュウミカン) 果実・野菜 2011年12月14日 温州蜜柑(ウンシュウミカン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。和名の由来は、柑橘類の名産地であった中国浙江省の温州に因む。ただし、それは名だけで、原産地は鹿児島県と推定されている。関東地方から南で栽培されている。通常は種なしとなるのが特徴である。樹高は2~5メートルくらいである。葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。葉は葉脈が目立ち、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。ミカン属では葉の柄に翼があることが多いが、本種にはない。開花時期は5月である。葉の脇に、花径3センチくらいの白い5弁花をつける。雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。実は直径5~8センチくらいのやや平たい球形の柑果(多心皮性の液果)で、黄橙色に熟する。甘味があって食用になり、貯蔵にも向いている。属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。種小名の unshiu は日本語の「温州」のことである。写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。花の写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Citrus unshiu★もう少し陽射し短くなる頃に 美味しくなるよ楽しみにして花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR