楢柏(ナラガシワ) 果実・野菜 2013年09月19日 楢柏(ナラガシワ)はブナ科コナラ属の落葉高木である。本州の岩手県・秋田県から九州にかけて分布し、山地に生える。海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。和名の由来は、ナラの仲間だがカシワに似た葉をつけることからきている。樹高は10~25メートルくらいである。樹皮は厚く、不規則な裂け目がある。葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。長さが10センチから25センチくらいあり、ブナ科では最大である。長さ2、3センチの葉柄があるのも特徴である。葉の質は革質で先は短く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。裏面には灰白色の星状毛が生える。開花時期は4月から5月である。葉の展開と同時に花をつける。雄花序は枝の下部から垂れ下がる。雌花序は枝の上部の葉の脇から出て、小さな雌花を数個つける。実は楕円形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟する。材は建築、家具、木炭などに利用される。属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。種小名の aliena は「変わった」という意味である。写真は9月に京都府立植物園で撮った。学名:Quercus aliena★区別するポイントどこと楢柏 葉っぱを見たり団栗見たり花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%9E%9C%E5%AE%9F%E3%83%BB%E9%87%8E%E8%8F%9C/%E6%A5%A2%E6%9F%8F%EF%BC%88%E3%83%8A%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%AF%EF%BC%89" /> -->