サルコキルス・フィッツゲラルディー 春の花 2012年01月30日 サルコキルス・フィッツゲラルディーはラン科サルコキルス属の多年草である。オーストラリアのクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州に分布する着生種である。草丈は10~20センチである。葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。開花時期は春である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいの花を10輪くらいつける。花の色はピンクで、赤い斑点が入る。唇弁には黄色が交じる。花には芳香がある。属名の Sarcochilus はギリシャ語の「sarx(肉)+cheilos(唇)」からきている。肉質の唇弁をもつことから名づけられた。種小名の fitzgeraldii は19世紀のオーストラリアの植物学者「フィッジェラルド(R. D. FitzGerald)さんの」という意味である。写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。学名:Sarcochilus fitzgeraldii★故郷はオーストラリアの蘭が咲く ほのかな香り漂わせつつ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR