カリフラワー 果実・野菜 2012年01月02日 カリフラワー(cauliflower)はアブラナ科アブラナ属の一年草ないし越年草である。原産地は地中海沿岸地方である。キャベツ(Cabbage)の変種で、ブロッコリー(Broccoli)の突然変異といわれる。カリフラワーとして単独栽培をされるようになったのは19世紀のことである。日本へは明治初年にアメリカから渡来した。1960年代に急速に普及したが、今はブロッコリーに押されている。和名は花野菜(ハナヤサイ)である。花甘藍(ハナカンラン)という別名もある。甘藍(カンラン)というのはキャベツのことである。葉は長めの楕円形で、切れ込みはない。葉の色は淡い緑色から濃い緑色である。茎が成長してへら形の外葉が大きくなると、茎先に未発達の蕾の集合体ができる。食用にするのはこの部分である。蕾を収穫しないでおくと、油菜(アブラナ)に似た黄色い花を咲かせる。属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。変種名の botrytis は「房状の」という意味である。写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。上の写真はスノークラウン、下の写真はスーパーバイオレットという栽培品種である。学名:Brassica oleracea var. botrytis★茂り咲く淡い黄色の花姿 満更でなく頷き眺め花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR