西洋耳菜草(セイヨウミミナグサ) 春の花 2014年05月04日 西洋耳菜草(セイヨウミミナグサ)はナデシコ科ミミナグサ属の多年草である。ミミナグサ属は世界に100種くらいが分布する。本種の原産地はヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカなどである。日本でも戦後に野生化し、北海道各地と神奈川県に分布している。北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。英名はマウスイヤー・チックウィード(mouse-ear chickweed)である。チックウィードは「ハコベ」のことである。マウスイヤーは白い毛に覆われた葉を「二十日鼠の耳」に例えたもので、日本の「耳菜草」の由来も同様である。草丈は10~30センチくらいである。地面を這ってマット状に広がる。葉は細長い線形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。葉は白い細かい毛に覆われている。開花時期は4~7月である。花径2センチくらいの白い5弁花をびっしりと咲かせる。花びらの先は2つに裂けており、真ん中に灰色の筋がある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Cerastium はギリシャ語の「cerastes(つの状の)」からきている。細長くて曲がったさく果の形から名づけられた。種小名の arvense は「原野に生える」という意味である。写真は6月に北大植物園で撮った。学名:Cerastium arvense★びっしりと埋もれるほどに大輪を 開けばそこは夢の花園花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E8%80%B3%E8%8F%9C%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%82%B5%EF%BC%89" /> -->