蘇芯花(ソシンカ) 春の花 2013年02月24日 蘇芯花(ソシンカ)はマメ科ハカマカズラ属の落葉高木である。原産地は中国の南部、ミャンマー、インドなどである。中国名を「羊蹄甲」といい、そこから羊蹄木(ヨウテイボク)の別名もある。葉が羊の蹄に似ているというのが名の由来である。別名を斑入り蘇芯花(フイリソシンカ)という。日本では沖縄で街路樹や公園木とされている。樹高は8~12メートルくらいである。樹皮は暗い褐色で、ほぼ滑らかである。葉は円形で、真ん中あたりまでV字形に裂けている。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は3~4月である。花径が8~12センチくらいある大きな淡い紅紫色の花をつける。花冠は5つに裂け、真ん中の裂片には濃い紅紫色の斑が入る。花の色が白いものもあり、白花蘇芯花(シロバナソシンカ)という。英名はオーキッドツリー(orchid tree)である。花がランに似るところからつけられた名前である。若葉、蕾、花は食用とされる。樹皮からはタンニンや染料を採る。花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。属名の Bauhinia はスイスの植物学者「ボーアン兄弟(Jean Bauhin & Caspar Bauhin, 1500's-1600's)」にちなむ。葉の先が二つに割れているのを兄弟に見立てたものである。種小名の variegata は「斑入りの」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Bauhinia variegata★艶やかに咲いて蘇芯花雲南に 春を伝える景色やいかに花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%98%87%E8%8A%AF%E8%8A%B1%EF%BC%88%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AB%EF%BC%89" /> -->