テコマンテ・ベヌスタ 春の花 2013年02月23日 テコマンテ・ベヌスタはノウゼンカズラ科テコマンテ属の蔓性常緑低木である。原産地はモルッカ諸島、ソロモン諸島、ニューギニア島、オーストラリアである。標高500~1500メートルの熱帯雨林に生える。テコマンテ・デンドロフィラ(Tecomanthe dendrophila)とシノニムだとする説と別種とする説がある。蔓の長さは3~6メートルくらいである。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。小葉の形は卵形である。葉の質は革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は春から夏である。葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い紅紫色をしたラッパ状の花を房状に下向きにつける。花は長さが10センチくらいあり大きい。花冠の先は浅く5つに裂ける。本種は花冠の内側も同じ色になる。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Tecomanthe はギリシャ語の「Tecoma(テコマ属=近縁種)+anthos(花)」からきている。種小名の venusta は「愛らしい」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Tecomanthe venusta★同じかなそれともどこか違うかな 仲間の様子に興味津々花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%86%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%8C%E3%82%B9%E3%82%BF" /> -->