薩摩(サツマ) 春の花 2016年03月11日 藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。本州の青森県から沖縄にかけて分布する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。薩摩(サツマ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)もともとは島津家の庭閣に植栽されていたもので、江戸時代に薩摩に伝来したとも言われる。1973年に鹿児島生物趣味の会によって発表され、原木は磯庭園にある。樹高は2メートルから4メートルである。葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。早春咲きで、開花時期は2月から4月である。花径10センチ以上の白い千重咲きの大輪である。花弁が内側に曲がり菊のように見える。花弁数は120枚くらいある。属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は4月に富山県中央植物園で撮った。学名:Camellia japonica 'Satsuma'★薩摩にもこんな椿があったのか まるで菊だね純白の花花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%96%A9%E6%91%A9%EF%BC%88%E3%82%B5%E3%83%84%E3%83%9E%EF%BC%89" /> -->