正義(マサヨシ) 春の花 2016年03月10日 藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。本州の青森県から沖縄にかけて分布する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。正義(マサヨシ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)九州の久留米産の古典種で、樹齢200年を越える古木が九州各地にある。また、オランダ商館の医師シーボルトが、1829年の追放時にヨーロッパへ持ち帰ったことで知られる。洋椿のドンケラリー(Donckelarii)がそれにあたり、その後生まれた多くの品種の親となっている。樹高は2メートルから4メートルである。葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。遅春咲きで、開花時期は2月から4月である。花10センチ以上の濃い紅色地に白い斑点が入る八重蓮華咲きの大輪である。蓮華咲きというのは横から見ると花弁と花弁の間に隙間があり、立体感のある花形である。雄しべは筒しべである。属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は4月に富山県中央植物園で撮った。学名:Camellia japonica 'Masayoshi'★江戸の世とかかわり深いシーボルト 椿調べてその名に触れて花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%AD%A3%E7%BE%A9%EF%BC%88%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%83%A8%E3%82%B7%EF%BC%89" /> -->