蔓花形(ツルハナガタ) 春の花 2013年05月20日 蔓花形(ツルハナガタ)はサクラソウ科トチナイソウ属(アンドロサケ属)の多年草である。属名の読み方は「アンドロサセ」とするものもある。アンドロサケ属は主に北半球の山岳地帯に自生し、100種類くらいあるという。日本にも栃内草(トチナイソウ)などが分布するので、属名の和名を「トチナイソウ属」という。本種の原産地はヒマラヤである。シッキム地方からカシミール地方にかけて分布し、標高2800~4000メートルの山の斜面などに生える。英名はロックジャスミン(rock jasmine)である。草丈は10~20センチくらいである。茎は地面を這って伸びる。葉は楕円形で、ロゼット状となる。葉にはわずかに毛が生える。日本での開花時期は4~5月である。自生地では7~8月に咲く。茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径は1センチに満たない小さなピンクの花をつける。花冠は5枚に分かれて真ん中は黄色い。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。チベットでは全草を薬用とし、炎症に効く。属名の Androsace はギリシャ語の「andros(雄)+sakos(楯)」からきている。種小名の sarmentosa は「蔓性の」という意味である。写真は5月に六甲高山植物園で撮った。学名:Androsace sarmentosa★びっしりとピンクの花をつけて咲く 蔓花形は乙女の色香花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%94%93%E8%8A%B1%E5%BD%A2%EF%BC%88%E3%83%84%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%BF%EF%BC%89" /> -->