白絹(シラギヌ) 春の花 2015年05月01日 白絹(シラギヌ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。サトザクラの仲間の1つである。別名を松前白絹(マツマエシラギヌ)という。1963年に北海道の松前町で浅利政俊(あさり・まさとし, 1931-)さんによって作出された。糸括(イトククリ)と虎の尾(トラノオ)の実生(みしょう:接ぎ木ではなく苗から育てること)から選抜した品種である。樹高は5メートルから10メートルである。樹形は傘状である。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は5月の上旬から中旬である。葉の展開に先立って花を咲かせる。花は淡い紅色をした八重咲きの大輪で、垂れ下がって咲く。花弁数は12枚から18枚である。花つきがよく、花の重さで枝がたわむこともあるという。萼筒は鐘形、5枚の萼片は披針形(笹の葉のような形)である。属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。学名:Prunus lannesiana 'Matsumae-shiraginu' ★垂れ下がる薄紅の花の美しさ 際立たせたる紅の萼片花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%99%BD%E7%B5%B9%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%83%8C%EF%BC%89" /> -->