ディオニシア・アレチオイデス 春の花 2015年04月28日 ディオニシア・アレチオイデスはサクラソウ科ディオニシア属の多年草である。ディオニシア属は西アジアや中央アジアなどに40種くらいが分布する。本種の原産地はイランで、北部にあるエルブルース山脈に分布し、標高3000メートルくらいの岩壁に生える。草丈は10センチから15センチくらいである。地を這うようにしてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)に広がる。根際から生える葉は肉厚で細長く、毛が生えていて灰白色を帯びる。高山性の多肉植物である。開花時期は3月から5月である。花冠は鮮やかな黄色の筒状で、先が大きく5つに裂けて上向きに咲く。花径は1センチに満たない。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Dionysia はギリシャ神話に登場する酒の神ディオニソス(Dionysus)の名からきている。種小名の aretioides は「アレティア属(Aretia)に似た」という意味である。アレティア属はサクラソウ属やトチナイソウ属のシノニムである。写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。学名:Dionysia aretioides★高温も多湿も嫌うこの花を 育てる人の苦労を思い花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%81%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%B9" /> -->