屋久島馬酔木(ヤクシマアセビ) 春の花 2015年05月02日 屋久島馬酔木(ヤクシマアセビ)はツツジ科アセビ属(ピエリス属)の常緑低木である。ピエリス属はアジアや北アメリカに数種とその変種が分布する。日本にも馬酔木(アセビ)などが分布し、属名の和名をアセビ属という。本種は馬酔木(アセビ)の地域固有変種である。鹿児島県の屋久島にのみ分布し、標高1000メートル以上の山地に生える。基本種に比べると矮性で、背丈が低い。また、基本種では花序が垂れ下がるが、本種は立ち上がる。樹高は1メートル程度である。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は4月から5月くらいである。枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、壺形の白い小さな花をにたくさんつける。花冠の先は浅く5つに裂ける。花の後にできる実は扁球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上向きにつく。枝葉にアセボチンという有毒成分を含み、有毒植物である。属名の Pieris はギリシャ神話の詩の女神ミューズが住んでいたマケドニアの地名「ピエリス(Pieris)」 からきている。種小名の japonica は「日本の」という意味である。変種名の yakushimensis は「屋久島の」という意味である。写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。学名:Pieris japonica var. yakushimensis★大き目の白い花房立ち上げて 個性を示す屋久島馬酔木花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%B1%8B%E4%B9%85%E5%B3%B6%E9%A6%AC%E9%85%94%E6%9C%A8%EF%BC%88%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%93%EF%BC%89" /> -->