猿尾枷擬き(サルオガセモドキ) 春の花 2010年12月08日 猿尾枷擬き(サルオガセモドキ)はパイナップル科ハナアナナス属の常緑多年草である。北アメリカの南東部から南アメリカにかけて分布し、木の枝などに垂れ下がる着生植物である。和名の由来は、猿尾枷(サルオガセ)という地衣類に似ていることからきている。英名はスパニッシュモス(Spanish moss)である。草丈は7メートルから8メートルである。根はない。根のように見えるのは、針金のように細い茎である。よく枝分かれをし、小さな葉をつける。水分や養分は葉から取り入れている。全体に白い粉をふいたようで、灰褐色である。開花時期は4月から5月である。淡い黄緑色をした花径2、3ミリの小さな花をつける。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Tillandsia usneoides★木の枝に垂れ下がるさまぎょっとする パイナップルの仲間だそうな今日の花ドットコム花図鑑PR