深山霧島(ミヤマキリシマ) 春の花 2013年05月18日 深山霧島(ミヤマキリシマ)はツツジ科ツツジ属の常緑小低木である。九州の山地にのみ自生し、瓦礫地に群落を形成する。雲仙、阿蘇、九重、霧島などには大群落がある。長崎県、鹿児島県では県花にもなっている。樹高は10~100センチくらいである。葉は長さが1~2センチの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)が、枝先に集まってつくので輪生しているように見える。葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。葉には毛が生えている。開花時期は4~6月である。枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、紅紫色や桃色の小さな花を2~3輪つける。花径は2~3センチである。花冠は漏斗状で先が5つに裂け、横に開く。上部の裂片り内側には細かい斑の入るものと入らないものがある。萼片は5枚である。雄しべは5本、雌しべは1本である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。種小名の kiusianum は「九州の」という意味である。写真は5月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。学名:Rhododendron kiusianum★霊峰に咲くが似合いの花姿 深山霧島真っ赤に燃えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%B7%B1%E5%B1%B1%E9%9C%A7%E5%B3%B6%EF%BC%88%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%9E%EF%BC%89" /> -->