柊南天擬き(ヒイラギナンテンモドキ) 春の花 2016年04月25日 柊南天擬き(ヒイラギナンテンモドキ)はキンポウゲ科クサントリザ属の多年草(半低木)である。1属1種である。原産地は北アメリカである。カナダから合衆国にかけて東海岸側に分布し、水辺などに生える。和名は柊南天(ヒイラギナンテン)に似ているということなのだろうが、どこが似ているのかはっきりしない。YListでは属名のクサントリザを標準和名としている。英名はイエロールート(yellowroot)である。「黄色い根」という意味になる。草丈は40センチから90センチくらいである。地下茎が伸びて繁殖する。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。小葉の形は卵形で、縁には切れ込みがある。開花時期は4月から5月である。茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さな暗い紫色の花をたくさんつける。花径は5ミリくらいである。花びらのように見えるのは5枚の萼片である。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。葉は秋に黄葉する。植物体にアルカロイドの1種であるベルベリンが含まれており、薬用として利用される。属名の Xanthorhiza はギリシャ語の「xanthos(黄色い)+rhizoid(根の)」からきている。種小名の simplicissima は「まったく単一の」という意味である。写真は4月に小石川植物園で撮った。学名:Xanthorhiza simplicissima★小さくて地味な花だがびっしりと 咲かせ不思議なムードたたえて花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%9F%8A%E5%8D%97%E5%A4%A9%E6%93%AC%E3%81%8D%EF%BC%88%E3%83%92%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->