穂咲きの碇草(ホザキノイカリソウ) 春の花 2016年04月26日 穂咲きの碇草(ホザキノイカリソウ)はメギ科イカリソウ属(エピメディウム属)の多年草である。エピメディウム属は中国を中心に50種くらいが分布する。日本にも碇草(イカリソウ)などが分布するので、属名の和名をイカリソウ属という。原産地は中国で、湖北省、四川省などに分布する。日本へは江戸時代の後期に薬用として渡来した。茎や葉を乾燥したものを生薬の淫羊霍(いんようかく)といい、強壮、強精薬とする。草丈は30センチから40センチくらいである。地下茎は匍匐する。葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。小葉は卵形で質が硬く、縁には少数の鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は4月から5月である。葉の脇から穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5ミリくらいの小さな花をつける。萼片は白ないし淡い紫色で8枚あり、花弁は黄色で4枚である。花弁は萼片よりも小さい。碇草(イカリソウ)のような長い距はない。花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。種小名の sagittatum は「やじり形の」という意味である。写真は4月に小石川植物園で撮った。学名:Epimedium sagittatum★目立たない花は曲者隠された 効能知れば人は振り向き花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%A9%82%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E7%A2%87%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%83%9B%E3%82%B6%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->