巒大日陰躑躅(ランダイヒカゲツツジ) 春の花 2015年05月04日 巒大日陰躑躅(ランダイヒカゲツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。本種の原産地は台湾である。高雄山などの標高1700メートルから2200メートルの山地の林の中に生える。分類上は丸葉梅花躑躅(マルババイカツツジ)の変種とされている。中国名は長卵葉馬銀花である。馬銀花は丸葉梅花躑躅(マルババイカツツジ)の中国名で、長卵葉が変種の特徴を示している。「巒大」は台湾の地名からきている。ただし、本種を変種とはせず基本種に含める見解もある。樹高は1メートルから3メートルくらいである。葉は長い卵形で互い違いに生え(互生)、枝先に輪生状に集まる。葉の質は革質で先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は4月から5月である。花径は4センチから6センチである。花冠は漏斗状で、先は5つに深く裂ける。花の色は白ないし淡い紅紫色で、上側の裂片には濃い紅紫色の斑が入る。雄しべは5本である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。種小名の ovatum は「卵円形の」という意味である。変種名の lamprophyllum は「艶のある葉の」という意味である。写真は4月に小石川植物園で撮った。学名:Rhododendron ovatum var. lamprophyllum★巒大の文字にどうにかたどりつき 一歩一歩と謎解きをする花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%B7%92%E5%A4%A7%E6%97%A5%E9%99%B0%E8%BA%91%E8%BA%85%EF%BC%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%92%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8%EF%BC%89" /> -->