山瑠璃草(ヤマルリソウ) 春の花 2015年04月27日 山瑠璃草(ヤマルリソウ)はムラサキ科ルリソウ属(オンファロデス属)の多年草である。オンファロデス属は北半球に数10種が分布する。日本にも瑠璃草(ルリソウ)などが分布し、属名の和名はルリソウ属という。本種は日本固有種である。本州の福島県から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁などに生える。草丈は10~20センチくらいである。茎は直立し枝分かれをしない。茎や葉には短い毛が生えていてざらつく。根際から生える葉はへら形でロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。茎につく葉は小さな楕円形で茎を抱き、互い違いに生える(互生)。開花時期は4月から5月である。花径は1センチくらいで、花の色は淡い青紫色である。花の色は、蕾のときや咲き始めは赤みを帯びる。花冠は5つに深く裂けて横に開く。雄しべは5本、雌しべは1本である。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。和名の由来は、山地に生え瑠璃色の花を咲かせることからきている。花言葉は「私は考える」である。属名の Omphalodes は、ギリシャ語の「omphalos(へそ)+eidos(の形をした)」からきている。果実の形から名づけられた。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は3月に目黒にある国立科学博物館附属自然教育園で撮った。学名:Omphalodes japonica★うっすらと青紫に色染めて 山瑠璃草の花は静かに花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%B1%B1%E7%91%A0%E7%92%83%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->