小笠原木麻黄(オガサワラモクマオ) 春の花 2013年08月24日 小笠原木麻黄(オガサワラモクマオ)はイラクサ科カラムシ属の常緑低木である。小笠原諸島の固有種である。海岸の崖地や山地の岩場、沢沿いなどに生える。樹高は1~2メートルである。樹形は株立ち状となる。葉は卵形でざらつく。葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は3~4月である。葉の脇に長さ20~30センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を垂れ下げ、ピンクを帯びた白い小さな花をたくさんつける。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。8月ころに黒く熟す。樹皮が強靭ではないので繊維材料としては利用されない。属名の Boehmeria はドイツの植物学者「ボーマー(Georg Rudolf Boehmer, 1723-1803)さん」の名からきている。種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。写真は7月に小石川植物園で撮った。学名:Boehmeria boninensis★木本のイラクサなんてあるんだね モクマオの名の伝播はいかに花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%B0%8F%E7%AC%A0%E5%8E%9F%E6%9C%A8%E9%BA%BB%E9%BB%84%EF%BC%88%E3%82%AA%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%82%AA%EF%BC%89" /> -->