枝垂れ槐(シダレエンジュ) 夏の花 2013年08月23日 枝垂れ槐(シダレエンジュ)はマメ科エンジュ属(クララ属)の落葉低木である。原産地は中国である。日本へは仏教と相前後して渡来したものと推定される。中国では、古くから槐(エンジュ)は縁起のよい木とされている。中でも変種の枝垂れ槐(シダレエンジュ)はその最高種とされ、庭木として珍重されてきた。基本種は高木となるが、本種は低木である。樹高は3~5メートルくらいである。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互生(互い違いに生える)する。小葉の形は卵形である。開花時期は7~8月である。枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)をつけ、淡いクリーム色をした蝶形の花を咲かせる。また、10~11月には数珠状にくびれた豆果(莢の中に種子が入るもの)をつける。花を乾かしたものは生薬で槐花(かいか)といい、煎じて止血薬にする。属名の Styphnolobium はギリシャ語の「styphn(縛った)+lobos(片)」からきている。莢がところどころでくびれることから名づけられた。種小名の japonicumは「日本の」という意味である。変種名の pendulum は「下垂の」という意味である。写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Styphnolobium japonicum var. pendulum(syn. Sophora japonica var. pendula)★照り返る夏日に負けず花つける 枝垂れ槐の優雅な姿花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%9E%9D%E5%9E%82%E3%82%8C%E6%A7%90%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%EF%BC%89" /> -->