国の光(クニノヒカリ) 春の花 2016年03月08日 藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。本州の青森県から沖縄にかけて分布する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。国の光(クニノヒカリ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)産地は熊本県である。肥後日本錦(ヒゴヤマトニシキ)という品種の枝変わりである。肥後日本錦(ヒゴヤマトニシキ)は江戸古典種で白地に紅色の縦絞りが入るが、本種は生地が紅色である。1961年に肥後つばき協会によって命名された。樹高は2メートルから4メートルである。葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は2月から4月である。花10センチくらいの紅色をした一重平開咲きの中輪ないし大輪である。雄しべは梅しべである。肥後椿は梅しべといって雄しべが放射状に開くのが特徴である。属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Camellia japonica 'Kuninohikari'★美しい雄しべが目立つ国の光 シンプルながらこれぞ椿と花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%85%89%EF%BC%88%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AA%EF%BC%89" /> -->