プリンセスイレーネ 春の花 2016年05月10日 チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。プリンセスイレーネもその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)1949年にオランダで作出された品種である。中生咲き(4月中旬から5月上旬)のトライアンフ系 (T:Triumph) に含まれる。トライアンフ系というのは、一重早咲き系(SE:Single Early)と一重遅咲き系(SL:Single Late)の交配種である。本種は一重遅咲き系(SL:Single Late)に分類されることもある。草丈は短茎(25センチから40センチ)である。根際から生える葉は帯状である。花の色はオレンジ色である。茎は紫色で、レンブラント咲きをする。レンブラント咲きというのは花弁に赤や紫の絞り模様が入るもののことをいう。本種の場合は火炎状に紅紫色の模様が入る。なお、この品種からは、その後もさまざまなバリエーションが生まれている。属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。写真は4月に砺波チューリップ公園で撮った。学名:Tulipa 'Princess Irene'★オランダの伝統引継ぎ燦然と 花を咲かせるプリンセスイレーネ花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8D" /> -->