プリムラ・アウリクラ 春の花 2015年04月13日 プリムラ・アウリクラはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。読み方はプリムラ・オーリキュラとするものもある。プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。また、多くの園芸品種が作出されている。日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。本種の原産地はヨーロッパである。アルプス山脈、バルカン半島、アベニン山脈、カルパチア山脈などに分布し、標高300メートルから2900メートルの草地や岩場に生える。英名はマウンテンカウスリップ(mountain cowslip)という。カウスリップ(cowslip)は牧場によく生えることからつけられた名で、黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が英名でこう呼ばれている。また、別名をベアーズイヤー(bear's ear)という。これは耳に似た葉の形からつけられた名である。草丈は5センチから20センチくらいである。根際から生える葉は倒卵形で、ロゼット状となる。葉は白い粉に被われる。開花時期は3月から4月である。茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、黄色い花をつける。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。種小名の auricula は「耳形の」という意味である。写真は4月につくば植物園で撮った。学名:Primula auricula ★数々の園芸品種生み出した 花は静かな輝き見せて桜草・プリムラ図鑑花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%A9" /> -->