ファケリア・カンパヌラリア 春の花 2013年05月15日 ファケリア・カンパヌラリアはハゼリソウ科ハゼリソウ属の一年草である。分類体系によってはムラサキ科とされる。属名の読み方は「ファセリア」とするものもある。葉芹草(ハゼリソウ:Phacelia tanacetifolia)の近縁種である。ハゼリソウ属は南北アメリカに100種くらいが分布する。本種の原産地は北アメリカのカリフォルニア州やアリゾナ州で、砂礫地に生える。英名はカリフォルニア・ブルーベル(California bluebell)である。草丈は15~30センチくらいである。葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、不規則に深く切れ込む。葉には長い柄がある。開花時期は4~6月である。茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、花径3センチくらいの濃い青色の花をつける。花冠は鐘状で、先は5つに裂ける。雄しべは5本で、白い葯(雄しべの花粉を入れる袋)が目立つ。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Phacelia はギリシャ語の「phakelos(束)」からきている。茎先に多くの花をつけることから名づけられた。種小名の campanularia は「鐘形の」という意味である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Phacelia campanularia★アリゾナの砂漠に生えるブルーベル 雄しべが目立ち風鈴のよう花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B1%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8C%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2" /> -->