ナルキッスス・セルマラゲロフ 春の花 2012年02月28日 ナルキッスス・セルマラゲロフはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。品種名の読み方は「セルマラーゲルレーフ」とするものもある。ヨーロッパで改良された園芸品種の1つである。国際的な分類では大杯水仙(タイハイスイセン)の1つとされる。大杯水仙(タイハイスイセン)というのは、イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の定義では、1茎1花で、副冠の長さが花被片の3分の1以上あるが花被片の長さは超えないもののことである。本種が作出されたのは昭和時代の前期である。草丈は30~50センチくらいである。根際から生える葉は線形である。開花時期は3~4月である。花被片は白ないし淡いクリーム色で、副冠は橙色をしている。大輪である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。品種名の Selma Lagerlof はスウェーデンの作家で「ニルスの不思議な旅」の作者の名からきている。写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Narcissus 'Selma Lagerlof'★副冠がとても目立つよこの花は 色濃く横にぐんと広がり花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR