アンクサ・カエスピトサ 春の花 2014年05月14日 アンクサ・カエスピトサはムラサキ科ウシノシタグサ属(アンクサ属)の多年草である。アンクサ属はヨーロッパ、コーカサス、北アフリカ、南アフリカなどに40種くらいが分布する。属名の読み方は園芸的には「アンチューサ」とすることが多い。コーカサスに分布する同属のアンクサ・アズレア(Anchusa azurea)に牛の舌草(ウシノシタグサ)の和名があり、属名の和名もウシノシタグサ属という。本種の原産地はギリシャのクレタ島で、岸壁に生える。草丈は10センチくらいである。葉は細長く、ロゼット状に広がる。葉には軟毛が生えている。開花時期は春から夏である。花の色は青く、花冠は5つに深く裂ける。花の真ん中に白い副花冠がある。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。属名の Anchusa はギリシャ語の「anchusa(化粧原料)」からきている。この属の1種の根が化粧原料とされた。種小名の caespitosa は「群がって生える」という意味である。写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。学名:Anchusa caespitosa★エーゲ海思わすような爽やかさ 岸壁に咲く姿はいかに花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%88%E3%82%B5" /> -->