アジュガ・マルチカラー 春の花 2016年05月04日 アジュガはシソ科キランソウ属(アユガ属)の多年草である。アユガ属はアジア、ヨーロッパ、北アフリカの温帯や熱帯に60種くらいが分布する。属名の読み方は、英語風に読んだアジュガが一般的には使用されている。日本にも金瘡小草(キランソウ)などが分布し、属名の和名はキランソウ属という。アジュガの原産地はヨーロッパである。和名は西洋十二単(セイヨウジユウニヒトエ)という。観賞用として渡来したものが逸出して野生化している。マルチカラー(Multicolor)はその園芸品種である。特徴は葉に紅紫色や白の斑が入ることである。草丈は10センチから30センチくらいである。根茎は地を這って横に広がる。根際から生える葉は楕円形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。茎につく葉は向かい合って生える(対生)。葉には毛は生えておらず、縁には低い波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。開花期は4月から6月である。茎先に長さ10センチから15センチくらいの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を直立させ、花径1、2センチの青紫花をした唇形の花をたくさんつける。属名の Ajuga はギリシャ語の「a(無)+jugos(束縛)」からきている。花冠の形状を表したものである。種小名の reptans は「匍匐性の」という意味である。園芸品種名の Multicolor は「たくさんの色の」という意味である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Ajuga reptans 'Multicolor'★葉の色がいろいろあると楽しいね 花と競って春を知らせる花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC" /> -->