高嶺撫子(タカネナデシコ) 夏の花 2012年08月20日 高嶺撫子(タカネナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属の多年草である。北海道と本州の中部以北に分布し、高山帯の岩礫地や草地に生える。海外ではユーラシア北部にも分布する。分類上は、北海道や東北地方北部の海岸部で見られる蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)の高山型の変種とされている。草丈は10~30センチくらいである。葉は幅の広い線形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は7~8月である。茎先に1~3輪の紅紫色をした花をつける。花径は4~5センチで、花弁は5枚である。花弁のつけ根のほうは爪状で、先のほうは3分の2くらいまで細かく裂ける。花弁のつけ根のほうに紫褐色の毛が生える。雄しべは10本、雌しべは2本である。萼は長い筒形で、先は5つに裂ける。萼のつけ根には2対の苞(葉の変形したもの)がある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えるて名づけられた。種小名の superbus は「気高い」という意味である。変種名の speciosus は「華やかな」という意味である。写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。学名:Dianthus superbus var. speciosus★顔を出し今頃咲いていいのかな 高嶺撫子尋ねるように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%AB%98%E5%B6%BA%E6%92%AB%E5%AD%90%EF%BC%88%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3%EF%BC%89" /> -->