穂躑躅(ホツツジ) 夏の花 2012年08月19日 穂躑躅(ホツツジ)はツツジ科ホツツジ属の落葉低木である。日本固有種である。北海道の南部から九州にかけて分布し、日当たりのよい山地に生える。公園や庭にも植えられている。樹高は1~2メートルである。よく枝分かれをする。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は7~9月である。枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白ないし淡い紅色の花をつける。花冠は3つに裂け、先が反り返る。雄しべは6本である。雌しべは1本で長く突き出す。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。蜜は有毒で、誤食すると頭痛、嘔吐、下痢などを起こす。秋には紅葉をする。和名の由来は花が穂状につくことからきている。別名を山箒(ヤマボウキ)ともいう。これは、枝を束ねて箒にすることからきている。属名の Elliottia は19世紀のアメリカ人の植物学者「エリオット(S. Elliott)さん」の名からきている。種小名の paniculata は「円錐花序の」という意味である。写真は8月に日光植物園で撮った。学名:Elliottia paniculata(=Tripetaleia paniculata)★くるくるとそっくり返った花姿 角突き出して穂躑躅の咲く花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%A9%82%E8%BA%91%E8%BA%85%EF%BC%88%E3%83%9B%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8%EF%BC%89" /> -->