風鈴大根草(フウリンダイコンソウ) 夏の花 2015年05月15日 風鈴大根草(フウリンダイコンソウ)はバラ科ダイコンソウ属(ゲウム属)の多年草である。ゲウム属は北半球やニュージーランドに50種くらいが分布する。日本にも大根草(ダイコンソウ)などが分布し、属名の和名をダイコンソウ属という。なお、表記の名は流通名である。したがって、学名のゲウム・リバレで表示するものもある。英名はウォーターアビンズ(water avens)という。アビンズはダイコンソウの仲間のことである。本種の原産地はヨーロッパである。標高2100メートルまでの湿った草地や川沿いなどに生える。草丈は15センチから40センチくらいである。根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。茎につく葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)となる。開花時期は5月から9月くらいである。花弁数は5枚で、花の色はサーモンピンクである。花は全開はせず鐘状に垂れ下がる。萼片も5枚で紫褐色をしており、毛がたくさん生える。雌しべの花柱は先が鉤状に曲がる。花の後にできる実は集合果である。属名の Geum はラテン語の「geuo(美味)」からきている。種小名の rivale は「川に生える」という意味である。写真は4月に京都府立植物園で撮った。学名:Geum rivale★色合いに個性が出てる花姿 俯き咲けばシックに見えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%A2%A8%E9%88%B4%E5%A4%A7%E6%A0%B9%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->